子どもたちに意外と人気のゴミ拾い

子どもたちと一緒にゴミを拾うイベントは意外と人気があります。小学校の校庭とかに集まって、「じゃあ、校内のゴミを拾って、集めてこようか？」と金バサミと袋を渡すと、友達と一緒に嬉々として拾って回ります。これは、山の掃除でも同じことが起きます。

日常では、子どもたちに何かをしてもらうのはとても骨の折れることです。豊かな自然を感じてもらおうと、ネイチャーゲームをやっても、ちゃんと聞いていない子どももいます。小難しい話しでもしようものなら、寝るか、他のことを始めてしまうのも珍しいことではありません。

しかし、ゴミ拾いは何故か人気があるのです。正直な子どもたちですから、目を見れば楽しんでいるかどうかは一目瞭然です。拾ったゴミを、いちいち見せに来る子もいます。「おおたくさん取れたね?」などと言おうものなら、もっとたくさん拾おうとすばしっこく動き回ります。

思うに、「達成感が味わえる」「いいことをしている」「それを褒めてもらえる」そんなことが重なっているのでしょう。ガソリンスタンドの会社などが主催する海岸清掃のイベントがありますが、参加者も多く、結構な量のゴミが集まるようです。

話しは逸れますが、バーベキューなどをすると、お父さんたちはせっせと働きます。道具を運び、火を起こして肉を焼きます。それは楽しいことですが、考えてみると重労働です。仕事って何だろうと思う出来事です。