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夏の森は涼しいよ

長崎県民の森で涼しさを感じてもらいました。
山の日は各地で自然に親しむイベントがあったようですね。
ながさき県民の森は、「下界」より2~3度は気温が低い世界。
広大で豊かな自然が広がる自然公園です。
その県民の森で、森の涼しさを感じてもらうイベントをしました。
来ていただいたのは4組のファミリー。
前の夜はロッジに止まったという親子もいらっしゃいました。
ウォーミングアップは、日頃の生活の中で失いがちな感覚を取り戻す五感開き。
地面に寝っ転がり、太陽を感じて指でさしたり、クスの枝を嗅いだりと、普段はあまり使わない感覚を研ぎすましました。
準備が整ったらさあ出発!
日光の降り注ぐ芝生広場をあとにして、つり橋へ続く散歩道に入ってゆきました。
サワガニ! イモリ! チョウチョ! きれいな色のコガネムシ!
子どもたちは生きものが大好きです。
あるお父さんは発見したでっかいキノコに夢中。
同じように見える葉っぱでも、触ってみると意外な感触。
各自が持った虫眼鏡の先にある世界には、岩やコケの美しさが広がっています。
そうそう!
背の高いお父さんがアオモジの実を採ってくれました。
「ブチッ」ともぎ取るのではなく、「少し分けてください」と木にお願いするお父さん。
スタッフが思わず「どうぞ~」とささやいてしまう優しい場面でした。
アオモジの実を爪で割ってみるとレモンの香りです。
みんな口々に「わー」って言ってました。
つり橋から恐る恐る見える渓流までの高さに怖がるオトナ(笑)
帰り道は斜面を登りながら面白い石を発見します。
平たい石を持って「この石何に見える?」ってみんなに聞いたら、「ケーキ!」とか「ふね!」とか叫ぶ子どもたち。
僕は「三角」って答えを期待していたのに、感性豊かな子どもたちに降参です。
汗を書きながら登りきって着いた芝生広場。
通る風が心地良いです。
風は世界とつながっています。
地球のどこかで必ず風が吹いていて、この空とつながっているのです。
家族ごとに分かれて風を感じてもらいました。
そしてみんな集まって感じた「風」をシェアしました。
スタッフが「その風はどこから来たと思う?」と聞くと、「佐賀!」っと答えるお子さんも。
どっと笑いが起きました。
イベントが始まる頃は慣れない感じの皆さんでしたが、自然にも人にも徐々に心を開いて、存分に楽しんだ2時間でした。
「自然が好きで世界をかえる」を掲げるシェアリングネイチャーをもっと楽しむことができる講座、「ネイチャーゲームリーダー養成講座」(9月10日~11日)のチラシも皆さん手に手に取って帰られました。
ps.スキッピーも来ましたよ。
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