森の時間
2011 年 5 月 23 日
5月21日・22日と新人リーダー8名が集まって「森の時間」を楽しんできました。
場所は、唐八景公園と、市民の森ロッジ周辺
夕方~夜~深夜~早朝~朝
ダイナミックに移り変わる森の時間を全身で感じながら、ネイチャーゲームを体験・実施し合いました。
天気は、夜にかけて崩れるかも知れないとの予報・・・。
う~ん、どうしようと思いましたが、雨が降ってるのもまた「をかし」だなと思い
みんなに、雨合羽完全装備の指令を出し「唐八景公園」に集合してもらいました。
18:30に唐八景公園についた時には、重そうな雲が立ち込めていますがふってはいません。
何とか持ちこたえてくれてるうちに「サンセットウォッチ」です。
下見の時に、夕日がきれいに見えた場所に皆を御案内して・・・。
やっぱり、夕日なんて全然見えません。う~ん…。
少し残念に思ってたら、珍客出現!!なんと、シカが目の前に現れました。
夜行性のシカはまだ寝起きらしく、そろりそろりと森から這い出してきました。
今日の“おめざ”は、いつもの草
ブチブチッと草を引きちぎる音が、聞こえて来るくらいの距離にシカがいます。
時々ジッとこちらを伺いながら、移動して行きます。
野生のシカとの出会いにドキドキして、動けませんでした。
っと、そのうちシカはガッガッとひづめの音をひびかせながら駆けて行きました。
気づくと辺りは夕闇に包まれています。
夜の忍び寄る気配をたっぷりと感じて公園を後にしました。
ロッジに帰ったらご飯を食べ「森の時間」夜の部スタートです。
まずは「サウンドマップ」で夜の音に耳をすまします。
普段は、なかなか実施することが難しい夜のゲーム
「暗闇を照らせ」では、皆で息を殺して、そ~っと、そ~っと。
「夜はともだち」では、雲の切れ間から時折見える星たちを見上げながら、
賑やかな夜の生きものたちの気配を感じました。
ロッジに戻り、誕生日のもっちーと、こうたろうさんをみんなでお祝いしました♪
そして、就寝の時間。女性は下の畳で、男性は上のロフトで寝ました。
高い所に登ってはしゃぐメンズたち(笑)
楽しい夜はあっという間にふけていきました。
結果、外に出ている時は、
ひどい雨にふられることもなく楽しく過ごすことが出来ました。
「森の時間」朝の部は「サウンドマップ」「サイレントウォーク」「フォールドポエム」をしました。
写真は「フォールドポエム」で出来た詩を発表しているところ
朝の光りの中で、うまれた詩がこちら
「カラスと公園」 前田・中本・守田
朝日の下カラスがあそんでる
と、思ったらみんながどっかいっちゃた
カラスが去ってさみしくなった公園には、他にはどんな生き物がいるんだろう
小さな生き物?大きな生き物?
みんな仲良く暮らしてる
いろんな音が聞こえてきそう
「朝陽に向って!“デカ”」馬場・光太郎・田中
雲海のむこうに朝陽が感じられるね
いろんな所から「おはよう」って聞こえます
朝陽のあたたかさを感じながら
みんな深~く深~く、吸って~吐いて~
今日は向こうの方へ行ってみようか
霧がうまれる所 どんな景色なのかしら?みんなで行ってみましょう!
私たちの何もかもを包みこみながら「森の時間」は流れていきました。
ついでに、私のポエムも(照)
「森の時間」まいこ
一滴のしずくから始まる物語
雲が連れてくる夜のとばり
その時シカが現れた
大地に響く“生命”の躍動
響き混ざりあう朝の光
目覚めたばかりの地球が深呼吸している