秋の森を冒険しよう in 市民の森

2011 年 10 月 20 日

10月16日(土) 「全国一斉ネイチャーゲームの日」に合わせて長崎市民の森で「秋の森を冒険しよう」を開催しました。
参加者は、17名、4歳~51歳までの幅広い年齢の方が参加して下さいました。
今回のイベントタイトルは「秋の森で冒険しよう」ですが、隠れテーマは「野生動物との共生」

市民の森に生息するシカの痕跡をたどりながら、シカにまつわる色んな話しを聞いて行きます。森林体験館を出発し、涼坂運動場~涼坂樹木園へ、そしてスペシャルコース「シカの道」がある谷底へと入っていきました。

10時に森林体験館に集合、今回のスタッフは、新入り5名+長老と、ボランティア1名の計7名今年の3月と9月に「ネイチャーゲームリーダー養成講座」(http://ng-n.jp2020.html)でリーダーになった4名も早速大活躍☆スタッフの自己紹介と、森林体験館、(http://taikenkan.kohbou.net/index.html)の館長さんのあいさつでスタート

そして、涼坂運動場に行き「同じものを見つけよう」と「木の葉のカルタとり」をして遊びました。

同じもの、見つかったね

家族ではっぱのカルタとり

おや?これはなんだ!?

お父さん、これなあに?

足元にたくさん落ちているのはシカのふん。
昼間は子ども達の声で賑やかなグラウンドも、暗くなるとシカが来てグラウンドの草をムシャムシャ食べているのだとか!!!

森の中へ入っていくと、シカの痕跡が色んなところにあるんだって!!
シカに会えるかもしれない?行ってみよう!

みんなで、涼坂樹木園に行きました。お弁当を広げてランチタイム
食後のデザートは・・・。なんとアケビ!!

秋のめぐみのあけび

通りかかったおばあちゃんが山からの恵みだからと、おすそ分けして下さいました。ありがとうございます。
柿みたいな上品な甘さが病みつきになってあっという間に平らげてしまいました。

午後からは、シカも食べるどんぐり・椎の実の話を聞いて「シカの道」をたどるスペシャルコースへ出発

けもの道案内人と出発!

ヒミツの抜け道

秘密の抜け道をくぐって・・・。けもの道を進んでいきました。

垂直の斜面をシカの駆け上がった跡
シカが体をこすり付けていった跡
シカが好んで食べるというネムノキをかじった跡
シカに木の皮をはがれて、ボロボロになってしまったヒノキの跡

シカの被害

「よーく見る」とシカの痕跡がいたるところにあります。
けもの道案内人の、入江さんに紹介してもらいながら、土にさわったり、木にふれたりして一つずつ確かめて歩きました。

けもの道を歩いた後、シカに関する色々な話を聞きました。

シカの暮らしをきく

今、大問題になっているシカの食害(しょくがい)について
シカはどうやって草だけで生きていけるの?
シカが人間の食べ物をたべるとどうなるの?
シカの白い点々はなんのためについてるの?
シカの角をさわってみよう!

少しずつシカのことがわかってくると、いろんな疑問が浮かんできます。
子ども達は、目を輝かせながら、次々と質問をしてくれました。中には大人が、ハッとするような鋭い質問もありました。

「オスはずっと同じメスといるの?」
 →「人間のように親子でずっと過ごすのではなく、鹿には鹿の社会があるんだよ。図書館で調べてごらん」

「ここには、シカしかいないの?他にすんでる生きものはいないの?」
 →「もちろん、たくさんいるよ。たくさんの生きものや、植物があるからシカは生きていけるんだ」

そして
「何故、シカが人間の近くまで来てしまったのか?」
「畑や木をメチャメチャにしてしまうのは、シカだけが悪いの?」
と、子ども達に問いかけました。

人間の身勝手な行動が、シカを山から人里に呼び寄せてしまい、人間から悪い生きものだと思われてしまうかもしれない。
自然が長い時間をかけて作ってきたバランスを、人間の都合で壊してはいけないよね。

残念ながらここは、人間が捨てたゴミがいっぱい落ちてる。
シカや森にすむ生きもののために、森をきれいにするのを手伝ってくれないかな?
子ども達は大きくうなずいて、大人と一緒に一生懸命にゴミを集めてくれました。

きれいになったね

森の生きもののために今すぐ出来ること・・・
森に来たときは自分のゴミはもちろん持って帰る。そして、落ちているゴミを一つ拾えば森がきれいになる。

「森の生きものと共に生きる」こと、森での体験を通して、そこにすむ生きものたちの生活を知り、よく考えて、自ら行動できる人になってくれたら本当に嬉しいと思います。

オスジカが出た!!

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